横浜駅の〆の店の人気店とは？

10月某日、私の携帯に「はまれぽ副編集長」から連絡があった。

副編「『横浜駅で飲んだ帰りに行きたい〆の人気店』を調査してください。もうすぐ忘年会シーズンだし、はまれぽ編集部も飲み会終わりに、〆の店に行きたいと思ってたんで」

しば「店をネットで調べて、アポ取って行けばいいですよね？」

副編「いえ、横浜駅で街頭インタビューしてください」
　　　　

酔っ払いさんたちに聞いてくるぞ！
　　　

しば「ええええぇぇぇぇぇぇ！？　それはめんどく」
　
副編「できないんですか？」
　
しば「やります！」

横浜駅で聞いてみたよ！

　

横浜駅。でかい

　
というわけで（鬼の）副編集長からの指令により、降り立ったのは横浜駅！

でっか～い！　人多～い！　・・・何度見てもでっか～い！

というか、お酒の〆って聞くと、「お茶漬け」や「ラーメン」が一般的だと思うけど、それ以上の〆ってあるのかな？　ネットで「私の好きな〆」を見ると・・・ラーメン・お茶漬けのほかに、アイスクリームやパフェなんかもある。うーん、アイスが〆っていいなあ。誰かアイスって答えてくれないかなあ。

・・・では、早速街頭インタビュー開始！　よーし、最初はあの人にしよう。
　　　

第一〆人発見！

しば「すいませ～ん、今横浜駅で〆に行く人気店を探しているんですけど・・・」
　

気さくにインタビューに応じてくれたお父さん

　
紳士「ないね」

しば「即答だ。・・・お父さん、お酒は飲まないんですか？」

紳士「お酒は飲むけど、俺はお金がノーマネーだから」

しば「は？　お金がノーマネー？」

紳士「そう。ノー・・・」（手を重ねて）

しば「ノー・・・？」

紳士「マネー！　だから」（横に突き出す）
　

「ノーマネー」の振りをやっているところ。みんなも、明日学校でやってみよう！

　
しば「ありがとうございました～！　よし、インタビューも終わったし、副編集長に報告しよう」
　

帰る気満々で駅前から電話

　
副編「もしもし。今どんな感じですか？」

しば「はい！　年配の方に聞いたら『ない』と言われて終わりました。なので、結果『〆の店はなし』ということで『取材を終えて』に移ってもいいですか？」

副編「いいわけないでしょ！」

第二～五くらいの〆人発見！

気を取り直し、駅前を離れ、繁華街に移動～！！　よし、次はあの女性2人に声をかけてみよう～！

しば「すいませ～ん、ちょっとお時間いいですか？」

美女「はい？」

しば「わっ！　カワイイ！！　・・・実は今『横浜駅で発見！キニナル下着女子2016』という企画をやっているんですけど・・・お姉さん2人のした・・・」

美女「警察呼んでいいですか？」
　

「キニナル下着女子・・・」と恨めしそうに呟く不審者と美女二人

　
しば「・・・それは嘘で、お酒を飲んだ後に行く、〆のお店を聞いてまして・・・何かありますか？　女の子なら、アイスとかで〆たり？」

美女「〆の店ですか？　うーん・・・一蘭かなぁ？」

というわけで、ビブレ前で20代の男女15名ほどに話を伺ったところ「とんこつラーメンのチェーン店、一蘭にさっと入る」「家系ラーメン店 吉村家に並ぶ」「油そば ぶらぶらへ行く」などの声が。横浜のナウなヤングたちは麺類で〆るんだな～。あと、〆の店は「がっつり食べた！　と感じがするお店」に行きたいんだとか。ゲフゥ・・・。

副編集長に「回答がそろってきました！」とメールを送ったら、ものの2秒で「飲み屋でも聞き込みをしろ」との命令が。

なるほど、飲んでいる人に直接聞けば早いか！ よし、早速、飲み屋街に行ってみよう！

お客さん同士が語り合う 、アットホームな居酒屋で・・・

来たのは飲み屋街「狸小路」にある創業約60年の「のんきや 南幸店」。平日だというのに、人でギュウギュウ！
それもそのはず。このお店の焼き鳥は最高に美味しい！！
　

酒が進む

　
舌鼓を打っていたら、隣のナイスなお父さんが話しかけてきた。こういうのも飲み屋の良さだよな～！

紳士「お兄ちゃん、何やってんの？」

しば「実は今、お酒を飲んだ後の〆のお店を探してまして、お父さんどこかあります？　アイスとか・・・」

紳士「そら、俺は酒飲んだら（自主規制）んとこ行って、（自主規制）すんのよ！」

しば「は？」

紳士「だ・か・ら！　（自主規制）んとこ行ったら、俺の」

しば「もう言わなくて結構です！　ちなみに、お父さん今おいくつなんですか？」

紳士「何歳だと思う？」
　

ややこしくなったから、ほかの人に聞いてみよう

　

会社帰りのお客さん

　　　
しば「お父さんたちは、〆のお店ってありますか？　アイス・・・」

紳士「うーん、マリモっていうラーメン店かなぁ」

しば「やはり、ラーメン！　決め手は何ですか？」

紳士「美味いからだよ！」

シンプル・イズ・ベスト！　ありがとうございます！　続いて、お店のラーメンを食べている女子グループにも話を聞いてみよう。

しば「お姉さんたちは・・・もしかして、今〆てる最中！？」
　　

〆にぴったりのラーメン（560円）

　
美女「そうでーす！　ここのラーメンが美味しいので、ここで飲んだらだいたいラーメンで〆ます！」

のんきやは焼き鳥のほかにラーメンもメニューにあるので、「このお店で〆」というお客さんが多いんだとか！　たしかに、店内中ラーメンのおいしそうな匂いでいっぱいなんだよな～！
　

近くの豚の味珍（まいちん）でも聞き込み


お兄さんたち、ありがとう！　というか、酔いが回ってフラフラ・・・！

　
飲み屋街では15名ほどにインタビュー。「野毛に移動してエンドレスに飲み続ける」「関内まで移動してうどん店“麺処 おおぎ”で鴨せいろうどんを食べる」「曙町の家系ラーメン店、寿々喜家まで移動する」など桜木町周辺や関内周辺に移動する人もいる模様。
　
そして、横浜駅周辺だと「麺場 浜虎」が美味しい！　という情報が。キニナル～！　〆の店の決め手は「飲んだ時に食べたものによる」「その時の気分」なんだとか。
　
よーし、ラストスパート、夜の横浜で聞き込みするか！
　
　　
　　
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