検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 36年ぶりに完全復活「横浜銀蝿 40th」。オリジナルメンバーで再結成!
  • 神奈川県内の横浜家系ラーメン店がどこにあるか地図からすぐわかる!横浜の観光情報「よこはまっぷ」
  • イベント開催、店舗オープン、新商品発売などリリース情報を配信したい方へ
  • はまれぽ.comにあなたのお店・会社を無料で掲載しませんか?

江戸時代から鶴見川に架かる「鶴見川橋」は歌川広重の浮世絵のモデルになったって本当?

ココがキニナル!

「鶴見川橋」の歴史は古く、江戸時代には「鶴見橋」と呼ばれ、安藤広重の浮世絵にも描かれているとか。現在の鶴見川橋がアーチ形なのは、当時の橋の形を意識したものなの?(ねこぼくさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

「鶴見川橋」は江戸時代の「初代鶴見川橋」を意識したものではなく、川の中に柱を立てずに強度を保つためのデザイン。大正時代に鶴見橋から改名した

  • LINE
  • はてな

ライター:橘 アリー

江戸時代の橋を意識して造られたのだろうか?

横浜市道路局建設部橋梁課の馬郡弘幸(まごおり・ひろゆき)さんにお話を伺った。
 


快く対応してくださった馬郡さん


まずは、「二代目鶴見川橋」について

「二代目鶴見川橋」は、1953(昭和28)年に架けられたもので、それまでの木の橋ではなく、鉄の橋であった。

 

そして「二代目鶴見川橋」は「かながわ橋100選」に選定されたこともある
 

正面から見た「二代目鶴見川橋」の様子(橋梁課資料より)
 

横から見た「二代目鶴見川橋」。控えめな姿が親しまれていたそうだ(橋梁課資料より)


「二代目鶴見川橋」の長さは112メートルで、幅は8メートルである。
そして、河川の改修工事にあわせて架け替えることになったそうである。

「二代目鶴見川橋」になった後も、鶴見川の氾濫により、橋はたびたび、流失の危険にあったそうだ。
 

続いて、現在の「三代目鶴見川橋」について。
現在の「三代目鶴見川橋」は、1990(平成2)年度~1997(平成9)年度にかけて工事が行われた。
 


工事中の様子(橋梁課資料より)


橋の長さは119.6メートルで、幅は歩道と車道をあわせて12メートル。
種類は、一般的には「アーチ橋」と言われているが、正式には「アーチ橋」の種類の中の一つで「鋼床版ニールセンローゼ桁(バスケットハンドル型)」という名称だという。
 


1997(平成9)年の完成した当時の様子


最後に、このデザインにした理由について
馬郡さんによれば、現在の「鶴見川橋」がアーチ状の橋なのは江戸時代の木製の橋の形を意識したのではなく、橋脚で川の流れを分断しないように、川の中に柱を立てないで強度を保つことができるデザインであるからだそうだ。

アーチ状なのは意識してのことではないが、橋の歩道面は旧東海道のイメージを重視して、落ち着いて散策できるように自然石の風合いのある滑りにくい歩道材が使われているそうだ。
 


右側が歩道部分




取材を終えて

水害などによって、何度も架け替えられてきた「鶴見川橋」。
現在のデザインは江戸時代のアーチ状の橋を意識したものではなかったが、歩道は旧東海道のイメージを意識してつくられていた。
 


アーチ状のフォルムが美しい


橋の耐久性を考えた結果、江戸時代の橋の形に似てしまったというのも、なんだか味わい深い話である。
歩道の風合いで旧東海道の雰囲気を感じるのもよし、遠くから眺めて江戸時代に思いを馳せるのもよし。
何気なく佇む「鶴見川橋」、これまで以上に親しみが持てそうだ。


―終わり―
 

この記事どうだった?

  • LINE
  • はてな
コメントする
  • 良くしらべていただきました。東海道の鶴見川橋は歴史的にも貴重な存在だと思いました。

おすすめ記事

池下橋と久良岐橋は2つで1つのデザインになっている?

大人も子どもも遊びながら理系脳が活性。科学を身近に感じられるエンターテインメント性の高いミュージアム

  • PR

横浜市内に古くからある「橋」の歴史を教えて!

厳しい社会という戦場を生き抜く大人達の遊び場!巨大屋内型サバイバルゲームフィールド「ウーパー新横浜」

  • PR

有隣堂 週間BOOKランキング 11月22日(日)~11月28日(土)

特典あり

横浜駅から20分の場所で非日常を満喫。家族旅行やみなとみらいの観光にオススメな、横浜唯一の料理旅館

  • PR

【プレイバック】はまれぽライブラリー(2012年2月14日~2月20日)

おひとり様のカフェ利用大歓迎。18種の個性豊かなお風呂に加え、有名店の味が楽しめる料理も自慢!

  • PR

こんな記事も読まれてます

昭和30年ごろ、六角橋にロバが屋台を引いてやって来る「ロバのパン屋さん」がいたってホント?

新たに誕生した横浜の観光路線バス「ぶらり観光SAN路線」って?

「旅する映画館」がテーマのT・ジョイ横浜をレポート!

『伊勢ぶら』中に謎の「ぶらぶら」発見! はまれぽ三面記事vol.25

野毛近くにあるお寺「横浜成田山」西参道を辿ると奥深い歴史が見えてきた

みなとみらいが会場に? 横浜で公道を使った世界レベルの電気自動車レース「フォーミュラE」が開催されるって本当?

閑静なニュータウン風情が心地いい、はま旅Vol.93「北山田編」

有隣堂 週間BOOKランキング 11月22日(日)~11月28日(土)

新着記事