ミッツ・マングローブさんを徹底解剖!
ココがキニナル!
“女装家”としてメディア続出のミッツ・マングローブさんてどんな人?
ライター:桐生 由美子
	ゲイ、ニューハーフ、オネエ、そして女装家…。
	
	一昔前までとは違い、最近はあたりまえのようにメディアで見かけるようになった人たち。
	おもしろおかしく取り上げられている人もいれば、これまでの人生を振り返るドキュメントまで組まれる人もいる。
	
	なかでも、毒々しいコメントの中に知性が見え隠れするのが、“女装家”という肩書を持つミッツ・マングローブさんだ。
	横浜市で生まれ、慶應義塾高校、慶應義塾大学法学部出身。
	
	インテリでありながら女装家という道を選んだ、ミッツさんの生の声を聞いてきた!
	 
				![]()  | 		||||||||||||
				
  | 		||||||||||||
	
	
	
	物心ついたときからオカマ。それは先天的なもの
	
	―横浜出身とのことですが何歳頃までいらしたのですか?
	
	横浜市緑区出身で、小学3年まで鴨居小学校に通っていました。その後中学3年まではイギリスにいました。
	
	―今でも横浜にはよく来ますか?
	
	おばあちゃんの家が今も横浜にあるので、そこには行きますね。それ以外はあんまり行かないです。テレビ番組で横浜を紹介したときも、母に子供の頃に行った所を教えてもらって行っただけなんですよ。中華街のおかゆ屋さんとか…。
	
	―そういえばこの間TV番組で、幼稚園の先生体験みたいなことをやってましたけど、子どもが好きなんですか?
	
	あれは自分が通っていた横浜市の幼稚園で、自分が幼いころに見ていた風景の中に子どもたちがいるから可愛く見えただけです。子どもが好きか嫌いかと聞かれたら…、好きではないですね。
	
	―ミッツさんの小さい頃はどんな子どもでした?
	
	普通の子どもでしたよ。
	
	―ちなみに…、女性的な感情があることに気付いたのは何歳頃ですか?
	
	わからないです、何歳かなんて…。私は途中からオカマになったわけじゃなくて、先天的なものなので。
	物心ついたときにはこうだったし。オカマはね、こういうこと聞かれるととても困るんですよ。
	
	―では、小さいときは女の子の遊びをしていたんですか?
	
	おままごととかも嫌いじゃなかったですね。
	でもオカマってそれだけをピックアップされちゃうんですけど、野球だってやったし、男女問わず友だちも沢山いましたよ。
	 
	
	
	「オカマは先天的…」。堂々と笑顔で言い切るミッツさん
	
	
	
	肉体関係があって初めてそれを“恋”って言える
	
	―最初に男の人を好きになったのは何歳頃ですか? 
	
	もう忘れたわ。それに、初恋って何をもって初恋っていうのか…。私は肉体関係がないと初恋っていわないもの。
	
	―はぁ、そうですか…。ところで、今彼氏はいますか?
	
	いません。
	
	―女性を好きになったことはありますか?また、彼女がいたことは?
	
	好きになったことも、彼女がいたこともないです。
	
	―おじさまの徳光和夫さんに、オカマであるということを話したときはどんな反応でしたか?
	
	和夫さんは笑っていました(笑)。でもわざわざかしこまって話したわけじゃないですよ。
	人づてに聞いて知ったんじゃないかしら。
	
	―地元や大学とか友だちは女装家になっても付き合いはありますか?
	
	そんなのあたりまえじゃないですか!そういう人じゃないと友だちとして付き合いませんよ。
	 
	
	
	女性から告白されたことは?の質問に、「あります」との答え
	 
	
	「ミッツさん、怒っちゃったらどうしよう…」(記者の心の声)
	
	
	
	芸能界デビュー!女装家としての活躍の裏には…
	
	―あるとき突然テレビで見るようになったミッツさん。そもそも芸能界デビューのきっかけは?
	
	私も何がきっかけだったのかよくわからないんですよ。わからないまま1年が経ちました。
	
	―職業は何?歌手?ママ?タレント?
	
	それもよくわかんないわね。
	オカマとしてステージでショーもやるし、地下道で風船も配るし、イベントにも出るし、バスガイドもやるし…。
	
	―最初に出たテレビ番組は何ですか?その後どんなふうにテレビの仕事が増えましたか?
	
	昔からMX(東京メトロポリタンテレビジョン)には出ていました。ちょこちょこはずっと前から出ていたんですけど、あるとき突然たくさん出たんです。世間と同じくらい私自身がきょとんとしていましたよ(笑)
	
	―昔からマツコ・デラックスさんとは友だちだったんですか?誘われてテレビに出るようになったのでは?
	
	昔から友だちですし、何度か一緒にテレビに出たことはありましたけど、そんなものはきっかけにはならないでしょう。
	ある日突然某テレビ番組からオファーが来たので、出てみようと思ってカレンダーに予定を書き入れたの。
	
	そしたらまた次の日にほかの番組からのオファーが来て…。
	気付いたらその月のスケジュールがほとんど埋まっていたんです。
	
	―でもあっという間にバラエティ番組にはなくてはならない人気者になってしまいましたね!
	
	いまだに、これは何かの間違いだろうと思っちゃいます。
	
	これだけテレビに出れば名前だけは世間に知れ渡るけど、それが人気と直結しているわけじゃないでしょう。
	テレビに出ているから人気者なんだっていう錯覚に、日本国民が陥ちゃってるだけですよ(笑)
	 
	
	歌手としても活躍しているミッツさん
	
	
	
	 
	 





