営業は土曜だけ!? 戸塚区舞岡にある米粉を使った焼き菓子のお店「HupiHupi」に突撃!
 ココがキニナル!
ココがキニナル!
戸塚区舞岡に米粉を使った焼菓子のお店HupiHupiがキニナル。土曜のみの営業のようです。調査を!(山下公園のカモメさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
お菓子作り歴30年の主婦菓子職人が独学で研究を重ねた米粉焼き菓子店「HupiHupi」。土曜のみの営業は家庭の事情。今後は営業日を増やしていく予定。
ライター:クドー・シュンサク
	正気かな、おい。お米の粉を使った焼き菓子のお店に取材。正気か、おい。スイーツなところに、少女時代が好きなおっさんが取材して記事を書く。
	何事も幅が大事という、尊敬している芸人さんの方の言葉のままに、戸塚区舞岡へ。
	
	正気だよ。それでも今年も結婚できなかった。
	
	
	
	完全な米粉での焼き菓子
	
	JRと横浜市営地下鉄ブルーラインの戸塚駅から歩いて15分ほど。いつかのワンコインランチの店を通り過ぎて、もうしばらく歩いて到着。
	
	ぱっと見たこの自然派な店構えや雰囲気には、普段あまり縁がない。どうしても串に刺さったササミの方が、親しい。
	 
	
	それでは
	 
	
	おじゃまします
	 
	看板に「since2010」と書いてある。「HupiHupi(ヒュピヒュピ)」は毎週土曜日のみの営業。午前11時30分からの営業で、売り切れ次第閉店。その営業スタイルの理由とはなんでしょう。
	 
	
	店内
	 
	畳でいうと2畳分くらいの販売スペース。狭いというよりは、こぢんまりといった風情。
	おしゃれな内装。
	 
	
	それでは
	 
	
	オーナーパティシエの永井由梨果(ながい・ゆりか)さんにお話をお伺い
	 
	看板の通り、創業は2010(平成22)年。創業当初はネット販売のみでの営業。店舗販売は現在の場所に家族で引っ越しをした際に開業。
	
	永井さん、現在お子様もいる主婦でありながら、店のオーナーパティシエ。
	
	土曜日のみの営業はお子様が小さく目が離せないので、幼稚園に入れる歳になるまでは旦那さんがお休みの土曜日に子どもをみてもらい営業するという状況。
	来年くらいからは営業日も増やしていく予定とのこと。
	
	パティシエという職業について聞いてみる。
	 
	
	「5年前までやったことなかったんです(笑)」
	 
	どうやら、ちょっとキテレツなのかもしれない。結婚をして急にお菓子を作りたくて店を出したのか、どうか。筆者も5年前から物を書く商売を始めたが、バックボーンは多少あった。そのへんはどうでしょう、永井さん。
	 
	
	「ただ、30年はお菓子作りを続けているんですよ(笑)」
	 
	話した後に、必ず笑うオーナーパティシエ。笑うというか、ウケている。
	それでも30年間続けているお菓子作り。店での修業はナシ。すべて自宅での我流による研究に研究を重ねた、ある種アウトサイダーなパティシエ。
	 
	
	店名と米粉の理由、そしてよく笑う理由からまずは聞いてみた
	 
	
	「笑ってますかね?」
	 
	笑ろてるよ。
	
	「HupiHupi」のHupiはフィンランド語で「楽しい」。その楽しいHupiを響きよく2回続ける。「HupiHupi」のお菓子を食べて楽しい気分に皆さんなってくださいという気持ちを込めての店名だとのこと。
	
	米粉については、ネット販売時代に顧客の方からアレルギーについての連絡があったという。世の中には多くの種類のアレルギーがあり、その中に小麦粉のアレルギーの方は洋菓子をあまり楽しめない現実があるというもの。
	 
	
	そこで
	 
	永井さんは米粉で美味しい洋菓子・焼き菓子を作ろうとする。自分の舌で既存の米粉のお菓子を食べたところ「正直あまりおいしいものがなかったのでね、私が美味しい米粉のお菓子を作ればいいと、研究に研究を重ねて今のレシピを作ったんです」とのこと。
	
	「HupiHupi」のお菓子はすべて、小麦粉不使用です。
	 
	
	その腕には自信がある永井さん
	 
	「実は母の影響で、お菓子作りに開眼したんです」という永井さん。
	次のページでは、そのお菓子作りの気持ちとその味。そしてなぜ、こういうどこか自然派なお店の女性はボーダーシャツを着がちなのかも伺います。
	 
	 
	
	 






